2012/1/1
やる気・やり甲斐・安心感の実現をめざして
適切な環境認識こそ最も重要
直近の職場の高負荷状況と自動車の国内市場の低迷などのような、足元の職場実態と驚異的なスピードで変化する産業を取り巻く環境変化を、働く者の立場で適正に認識していくことが必要です。
労働組合としては、高負荷な職場実態の解消と将来の雇用確保の両立を目指した取り組みを進めていきます。
このような時にこそ、労使が将来のアイシングループの目指すべき方向性を共有し、具体的な諸施策を全職場一体となって取り組み、結果を出していくため、決めたことを全ての職場でしっかりと展開し、真の目的を一人ひとりが理解して行動することが大切であると考えています。
ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた、
働き方の質の向上
労働組合としては、高負荷な状態にあるからこそ、働く者の立場で過度に人に頼った働き方になっていないかのチェックを行うとともに、ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、社会環境の変化を認識した取り組みを進めていきます。
昨年は、メリハリある質の高い働き方の実現に向けて、「年休カットゼロ100%」と「年間最低取得日数14日(ミニマム14)」の達成を目標として労使で積極的に取り組んだ結果、ほとんどの職場で取得実績が増加したものの、活動が確実に展開されていなかった職場も散見されました。
本年は、全ての職場において、労使で決めた活動が展開され、上司と部下の働き方に関するコミュニケーションを通じて、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みを展開していきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
何よりも「安全」と「健康」が第一
職場がいかなる環境になろうとも、「安全」と「健康」を何よりも優先するということに変わりはありません。多くの職場のルールは、過去の教訓から災害を未然に防ぐためにつくられたものであり、少し面倒と感じることがあっても、ルールを守ることが皆さんや職場の仲間の安全を守るためであること再認識する必要があります。
未だ発生する労働災害の多くは、慣れや過信によるルールの逸脱により発生することが多いため、「なぜそうしなければならないのか?」といったルールの背景を職場全体で理解・共有し、声を掛け合うことが大切です。そして、勤続年数に関係なく、「災害は誰にでも起こりうる」という意識を持ち、生産性よりもルールを優先させなければなりません。
労働組合としては、ルール遵守できる職場づくりに向け、安全意識を高めていく取り組みを進めて行きます。
安心して暮らすことができ、希望が持てる社会の実現
昨年の統一地方選挙ならびに7月の中間地方選挙では、真面目に働く勤労者・生活者がしっかりと報われる政策実現に向け、アイシン労働組合の組織内議員5名をはじめとする、多くの私たちの代表を行政の場に送りだすことが出来ました。また、自動車関係諸税への取り組みにおいても、皆様には署名活動という形でご協力頂きました。
自動車関係諸税の廃止・抜本的見直しに向けた取り組みは、自動車総連と国政の場に送り続けてきた私たちの代表とともに、長年、取り組んできた結果、過去の政権下では実現できなかった法改正に向けた一歩を前進させる事が出来ました。減税幅などの面では不十分ですが、自動車取得税・重量税については、引き続き国政の場へ働きかけていきます。
本年4月予定されています碧南市議会議員選挙において、アイシンの代表として石川輝彦さんの推薦を決定しております。3度目として行政の場に送りだすために全力で取り組んでいきますので、ご理解とご協力をお願いします。
信頼と協力を基礎とした「健全な労使関係」の継続
アイシン労働組合は昨年の9月1日より、新しい組織体制でスタートしました。
長年に渡り、4つの支部それぞれが主体性を持ち、互いに切磋琢磨する中でそれぞれの機能を高めてきましたが、昨年8月にアイシン・エーアイの約1900名の仲間がアイシン精機支部から分離・独立し、アイシン・エーアイ労働組合が5つ目の支部としてスタートしました。
改めて5つの支部が責任と役割を認識し、それぞれが尊敬される存在であり続けることが、6社において健全な労使関係を維持し、将来に向けて成長し発展させていく事に繋がり、組合員の生活を守っていく事になると確信しています。
2012年も、様々な環境変化に対し、目の前の課題を着実に乗り越えていく気概をもち、足元をしっかりと固め、健康と安全に十分留意し、前を向いて進んでいきましょう。
執行委員長 嶋口 忠弘 2012年1月吉日